令和7年12月2日以降、現行保険証の利用が完全終了となります。
現行保険証の利用完全終了後に向けて、令和7年10月1日時点で「マイナ保険証」の利用が出来ない対象者には11月末までに「資格確認書」の発行・送付を予定しております。(※申請不要)
健康保険組合からはマイナ保険証の利用を促進しておりますので、ぜひこの機会にマイナンバーカードの作成・保険証利用登録・電子証明書の更新等の必要な手続きを行い「マイナ保険証」を使用できる状態にしていただけるように、お願いをいたします。
今から使おう!マイナ保険証を利用するメリットは???
メリット① データに基づくより良い医療が受けられる
過去に処方されたお薬や特定健診などの情報を医師や薬剤師に口頭で正しく伝えることは大変ですが、マイナ保険証を利用して情報提供に同意することで、過去に処方されたお薬や特定健診などの情報をスムーズに共有することができます。
初めて受診する医療機関・薬局でも、本人が情報提供に同意すれば、医師・薬剤師がデータを確認することが出来るため、より良い適切な医療が受けられます。
メリット② 手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される
従来は一旦全額を支払い受診月の2か月後の月末に還付されるか、事前に限度額認定証の発行申請を行い窓口負担を減らすかの二択でした。
しかしマイナ保険証を利用することで、一旦全額を支払う必要もなく、また事前に限度額認定証の申請手続きをしなくても窓口負担を減らすことが出来るようになります。
メリット③ マイナポータルで確定申告時に医療費控除が簡単にできる
生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った額が一定額を超えるときに受けることが出来る所得控除(医療費控除)の際に、医療費の領収書を管理・保管しなくてもマイナポータルで医療費通知情報の管理が可能となり、e-TAXに連携することで確定申告時の医療費控除申請が簡単にできます。
メリット④事故や災害時でもお薬情報が連携されて安心
救急搬送時:救急活動の迅速化・円滑化
マイナンバーカードの健康保険証利用により、救急搬送時等の患者本人が受診歴や服用している薬などを説明できない状況でも、救急隊員がマイナンバーカードを読み取って受診歴・診療情報・薬剤情報等の情報を把握できるため、以下のような救急活動の迅速化・円滑化につながります。
- 体調がすぐれない・意識がない等の患者がマイナンバーカードの健康保険証を利用することで救急隊員に症状を説明する負担を軽減
- 救急隊員がマイナンバーカードから患者の正確な情報を取得し搬送先の病院を円滑に選定
救急隊がマイナ保険証を活用して情報を把握する取組(マイナ救急)の実証を、全国67の消防本部で順次開始しています。2025年度から、全国展開を予定しています。
取組事例については、以下をご確認ください。
避難時:診療・薬剤履歴等の共有
マイナポータルにより避難所で過去の診療・薬剤情報、普段飲んでいる薬、特定健診等の情報を医師と共有できること等、避難時にも安心・安全に医療を受けられるための実証事業を実施しています。
取組事例については、以下をご確認ください。